1996年～2015年ごろまでのこと

大学で同じ教育学部シャカ専だった愛甲さんとはよく大学の校舎前で立ち話をしたりカラオケに行ったりしていました。たくさんのエピソードがあるのですが手元に残っている写真は後この2枚です。皆さんの投稿を読みながら、思い出したエピソードもあるので活字のみとなりますが共有できたらと考えました。

まずこの2枚の写真。1996年前後に愛甲さんからもらったもので、思うにその時代の愛甲さんベストショットのようでした　笑

大学生の頃、私の家族は海外に住んでいましたので一人暮らしをしていました。元々海外などを転々として生活をしていたので、『成人式』も特に祝うことなく過ごしていました。22歳くらいのころそんな私を不憫に思った叔母が従妹の着物を着させてくれて近くの写真店で記念撮影をしてくれることになったのです。

そんなエピソードを電話越しに愛甲さんに話していたら、「ゆっこの着物の写真見てみたいわ！欲しい」と言われたので馬鹿正直に次に遊んだ時に持って行ったら、代わりにこの2枚をくれました　笑　『卒業したらなかなか会えなくなるから（私は証券会社の総合職でした）写真をお互いに持つ』ということだったらしいです。私の実家のアルバムに丁寧に張ってありました。

そうそう愛甲さんらしいエピソードとしては遊びに行く約束のドタキャンです！『お金がないごめんいけない』、と直前に言われてぷりぷり怒ったのを思い出しました。お茶目です。 卒業後は1997年の8月の野外ライブパーティーに「演奏見に来て」と誘われ、確か八王子の方の米軍基地での演奏を見に行きました。（場所はうる覚え）。いつもはカラオケでしか音楽とのかかわりを知らなかったので、スモールビーンの皆さんの演奏を聞いて「格好いい～！」と感激しました。クレージーで楽しそうだったなぁ。 その後2002年か3年ごろ、アパレルで勤めていた愛甲さんが愛知からわざわざ当時本厚木に住んでいた自宅前まで会いに来てくれました。その時に、『あなたにはお土産はないわよ』と夫に自社製品のピンク色のシャツを持ってきてくれました。愛甲さんらしい気遣いでした。中国でのお話のことはいろいろと伺っていましたが同時にいろいろと悩んでもいるようでした。私も産後は体調を崩したりしていて愛甲さんの辛さに共感していました。 2007年に家族でアメリカ滞在中に一時帰国で夫の実家の福岡に子どもを連れて1か月ほど帰ってきました。カリフォルニアのカラっとした夏一転、福岡の夏はサウナのようでした。そんな中、熊本からわざわざ福岡まで会いに来てくれました。どこかのカラオケ店で心行くまで歌い、あれやこれやおしゃべりしました。その後私は福岡に帰省することはなかったので行きたかった熊本にも行けずじまいです。 私が愛甲さんと最後にお会いしたのは2014年か15年に東京に上京されたときです。 大学の木島ゼミの同級生の小野君とくまちゃんを誘い4人で飲みました。確か一度体を壊された後だったけれど元気そうだったので安心し、時間を過ごしました。

その間も数か月に一回は電話で話していました。たいていNorwheremanとかAll my lovingのようなビートルズの歌を電話越しに歌って、最近どう～？とお互いを褒めあってハハハっと電話を切っていました。最近は体重が減ったと聞いていたのですが、皆さんの投稿を見て驚いています。私の中の愛甲さんの映像は2015年までのままでした。 よく私と同い年の妹さんのお話や、妹さんのお子さんの話、彼女・元カノの話、そして大学時代のビートルマニアの皆さんの話をしてくれました。また小学校や塾の話も聞かせてもらいました。 2018年に私が働きすぎで2か月の入院を余儀なくされたときにはラインで「よく休むように神が言っています。神には逆らえんよ。優しい神だと思います」と励ましてくれました。 ああ、他愛のないことを話すビーンがいないなんて今でも信じられないです。。。 でもお友達でいてくれたことはわたしの人生の大きな支えでしたし感謝でしかありません。

ありがとう、びーん。また会おう！